[Report]Area Aid Design Project 香港で東北・茨城の95社を出展

去る12月1日から3日まで、香港で開催されたビジネス・オブ・デザインウィーク2011(BODW2011)において、「Area Aid Design Project JDP東北茨城デザインプロモーション」の一環として、東北地方および茨城県のデザインの出展をおこないました。

ビジネス・オブ・デザインウィークは、デザインとビジネスの関わりを強化し、デザインを通じて世界経済の活性化を図ることを目的とした国際的デザインイベントです。昨年は日本がカウンター国となって大規模な展示や発表などが催され、大きな反響を呼びました。



このイベントは会期中にさまざまな趣旨の展示や発表などがおこなわれますが、今回は、ビジネスにデザインやテクノロジーの導入を推進するための国際見本市であるイノベーション&デザイン・テック・エキスポ(Inno Design Tech Expo/主催:香港貿易発展局)に出展しました。

この展示は、本年度のArea Aid Design Projectに参加した東北地方6県と茨城県の製造業・デザイン事業者100社のうち、香港での出展を希望する95社が参加して、各社の製品や事業の紹介を実施したものです。

会期初めの2日間は、おもに経営者やコンサルタント、バイヤーなどのプロフェッショナルを対象に開催され、最終日が一般来場者に開放されました。会期を通じてひじょうに多くの来場者があり、香港に加えて、中国などからの来場が多くみられました。来場者からは、出展品に対する具体的な質問や意見が数多く寄せられました。特に、木材を用いた食器や玩具・家具など、さらに鉄器や、天然繊維を用いた製品などに対する関心が高く、製品の価格や供給体制に関する質問が目立ちました。

さらに、香港ではキャラクタービジネスも盛んであり、Area Aid Design Projectで出展したオリジナルキャラクター雑貨やアクセサリー類に対しても注目が集まりました。



今回の出展に際しては、日本と香港との間におけるビジネスマッチングの一環として、一部の出展企業が現地事業者との商談を実施しています。その結果、早期の製品輸出と現地での販売に向けた手続きを開始する出展企業もみられるなど、香港や中国市場での日本の製品に対する高い関心が裏付けられています。

さらに会期中には、「Japan Design : Creativity from Northeast Region」と題してビジネスセミナーを開催しました。出展企業から株式会社門間箪笥店(宮城)、株式会社マストロ・ジェッペット(福島)、有限会社柴田慶信商店(秋田)の3社がゲストスピーカーとして招かれ、各社の事業について、地域の資源や技術の伝承と、新たな市場開拓といったテーマを中心に話題を提供するなど、東北地方のものづくりの紹介が多彩に展開されました。













執筆/秋元淳(JDP)